「全国の ICカード これひとつ」開発体験記
「全国の ICカード これひとつ」開発体験記
〜開発中におきた様々な経験の記録〜
第5章 最初はもう少し簡単だと思っていた
これは、現在社長が執筆中の回想記です。
連載形式で順次公開し、最終的には本にして自費出版することを予定しています。
アプリのマスコットキャラ「角是一美ちゃん」の挿絵も毎回イラストレーターに用意してもらいながら、不定期で順次公開してまいります。
各回、100円〜200円程度を予定しておりますので、気軽に読んでいただければ幸いです。
超縮小サンプル画像

イラスト、大きすぎるとパケット代が掛かるため、このブログに掲載する画像は閲覧に支障が出ない程度の大きさ(概ね800ピクセル程度前後)に縮小しています。ICカードこれひとつ プレミアムサービスでランダム選択される画像はフルサイズ版を提供しますので、入会や継続で気に入った絵が選択されるのをのんびりお待ちくださいませ。
執筆中の項目については、随時変更される見込みです。
第1章 筆者も最初はただのICカード利用者だった
ICカードを使えなかった日々
上洛
京都からの通勤
ICOCAとの最初の別れ
大阪に引っ越して、VIEW Suicaをゲットした
九州旅行
第2章 最初はWindows用のアプリだった
ダンプツールへのふれあい
手元にあるカードから始まった
Windowsのコマンドライン用らんでんカードビューアーができた
鉄道会社に電話してみた
Windows用GUIアプリと窓の杜
らんでんカードの次はCI-CAのビューアーを作った
第3章 調査の旅(と、よりみち)
更に他のカードも欲しくなった
目標は温泉♨とインド料理に決めた
itappyとhanicaをお供にした旅
CI-CAもゲットし鹿を堪能する
当時の調査用荷物はヘヴィ級だった
休憩:諦めて紅茶を飲み始めた
休憩:FeliCaのダンプツールが完成した
近江鉄道バスICカードは変なカードだった
NicoPaでバスに乗ったら大変なことになった
見たこともないカードの情報提供
ayucaを求めて岐阜県へ
Androidアプリが揃い始めた
第4章 ICカードこれひとつの誕生
アプリは一つに共通化できそうだ
自動判定できれば一つのアプリにまとめられる
アプリの名前
開発は順調
じゃあ改札も表示しよう
ICOCAコレクターになった
バスは車体番号が記録されるようだ
PiTaPaで奈良交通に乗る
更なる調査
ついにリリースされた
バージョン番号がオーバーフローした
第5章 最初はもう少し簡単だと思っていた
相性問題で読めないカードが現われた
絶対に読めないカードが現われた
お金を積んででも仕様変更して欲しい人はいなかった
入場と出場で属性が違う改札があった
番号はちっとも一意ではない
改札機の番号は重複している
バス停番号は重複している
車体番号も重複している
遂に駅番号まで
第6章 路線バスに乗ろう
バス停調査の旅
金色の湯に浸かろう
真っ赤なお湯に浸かろう
山の上で海水のお風呂に入ろう
京都の端でラジウム温泉に浸かる
目標は「樫原鴫谷」バス停……なんて読むんだ?
バス停の情報の変遷
バス停の情報の今後
第7章 コミュニティバスに乗ろう
目標はコミュニティバス
初体験は「うめぐるバス」
大東市コミュニティバス
門真市コミュニティバス
大阪狭山市循環バス
箕面オレンジゆずるバス
第8章 更なる旅へ
カード入手の旅
ナイスパス
LuLuCa
Tsukica
kinoca
第9章 開発中に訪れる大きな変化
新潟交通新バスシステム
宮交バスカの廃止
EX-IC
第10章 改良と仕様変更
設計ミスは数多い
日付・時刻の扱いの設計ミス
駅名などのマルチリンガル対応
日付の管理方法も変更
第11章 よりみち:学生証への対応
面白そうだったので
標準仕様があることが分かった
まだ未知な点が多い
学校番号
第12章 マルチファンクションへの対応
最初は機能一つにしか対応していなかった
どうやって機能を切り替えるのか
広告とボタンは画面下に固定化した
広告は覆うように表示、ボタンはメニュー式にした
Android Studioへの移行
第13章 物販店名への対応
禁断の地へと足を踏み入れた
重複する番号への対策
重複すると、見たこともない店が表示される
ついに警察沙汰になった
標準で機能OFFにした
標準で機能OFFも無駄なあがきだった
トラブルは有料化で解決した
これはいったい何の店だ
ピクトで分類できるのでは?
駅やバス停の近くのお店一覧とかが欲しくなった
座標情報を使って一覧化しよう
近くの店を探す機能の将来性
こんなもの登録できるか
第14章 人気が出た
予想以上に好評を博した
だが、ちょっと待って貰いたい
好評を博した後
人的リソース不足の後
膨大な報告量も大きな問題となった
第15章 次々押し寄せる難関
Android 7 [Nougat]では微妙に動かなかった
端末をもらった
Android 8 [Oreo]でも微妙に動かなかった
APIレベル26以上必須という難関
Android 9 [Pie]では遂に本当に動かなかった
強い要望なるものが来た「早急に対応しろ」
Android 9 [Pie]はレンタルした
受益者負担の原則、どうやら日本には存在しないらしい
第16章 苦しめられるユーザーサポート
技巧を凝らし性能を上げるほど★1が増えた
ユーザーはマニュアルを読んでくれない
ダイアログは読まれず★1が付く
誤りを許容しないユーザーが増えた
評価★1に思うこと
GooglePlayでのサポート対応
冷やかし
ユーザーサポートはただではない
第17章 読み込みが遅いというクレーム
遅いのは間違いないが、解決もできない
レビューが「遅い」ばかりになった
なぜ遅いのか
高速モードとは何か
第18章 外部NFCカードリーダーへの対応
FeliCa未対応の機種でクレーム
相性問題は深刻な問題に
USBカードリーダーへの対応
パソリに対応した
古すぎるパソリは難しい
第19章 資金難
アプリ内課金が動かない
広告を出稿してくれる店が現われない
マスコットキャラ爆誕
自前で会員サービスを始めた
自発的に払ってくれる人は殆どいなかった
有料機能を増やしたら★1が増えた
決断
特にコストが掛かっている機能
制限を加え始めたら★1が増えた
更に制限を強めたら更に★1が増えた
改札タブ有料化が気に入らないので他のアプリに乗り換えたらしい人
究極の性能を提供しても月100円が高いという人
アプリ内課金が動いた
第20章 ネット乞食は客ではない
恩を徒で返してくる人達は何なのか
ネット乞食
どんな素晴らしい機能でも対価は絶対払わない
有料機能を広告で無料サービスしても満足しない
無料お試しサービスをすると全部無料にしろと言われる
開発中未完成機能の無料サービスはしない方が双方にとって良い
耐えかねたので乞食にはお引き取りをいただくことに決めた
300円は金払いが悪い人排除の相場価格
第21章 本当に有料化してみせた
ネット乞食の反応
無料だから使って(あげて)いた
残高と履歴が見られれば充分だから
アプリ協力者を愚弄する許されない発言
恩知らず
衣食足りて礼節を知る
〜開発中におきた様々な経験の記録〜
最新話
第5章 最初はもう少し簡単だと思っていた
本稿について
これは、現在社長が執筆中の回想記です。
連載形式で順次公開し、最終的には本にして自費出版することを予定しています。
アプリのマスコットキャラ「角是一美ちゃん」の挿絵も毎回イラストレーターに用意してもらいながら、不定期で順次公開してまいります。
各回、100円〜200円程度を予定しておりますので、気軽に読んでいただければ幸いです。
超縮小サンプル画像

イラスト、大きすぎるとパケット代が掛かるため、このブログに掲載する画像は閲覧に支障が出ない程度の大きさ(概ね800ピクセル程度前後)に縮小しています。ICカードこれひとつ プレミアムサービスでランダム選択される画像はフルサイズ版を提供しますので、入会や継続で気に入った絵が選択されるのをのんびりお待ちくださいませ。
もくじ
執筆中の項目については、随時変更される見込みです。
前史
第1章 筆者も最初はただのICカード利用者だった
ICカードを使えなかった日々
上洛
京都からの通勤
ICOCAとの最初の別れ
大阪に引っ越して、VIEW Suicaをゲットした
九州旅行
第2章 最初はWindows用のアプリだった
ダンプツールへのふれあい
手元にあるカードから始まった
Windowsのコマンドライン用らんでんカードビューアーができた
鉄道会社に電話してみた
Windows用GUIアプリと窓の杜
らんでんカードの次はCI-CAのビューアーを作った
第3章 調査の旅(と、よりみち)
更に他のカードも欲しくなった
目標は温泉♨とインド料理に決めた
itappyとhanicaをお供にした旅
CI-CAもゲットし鹿を堪能する
当時の調査用荷物はヘヴィ級だった
休憩:諦めて紅茶を飲み始めた
休憩:FeliCaのダンプツールが完成した
近江鉄道バスICカードは変なカードだった
NicoPaでバスに乗ったら大変なことになった
見たこともないカードの情報提供
ayucaを求めて岐阜県へ
Androidアプリが揃い始めた
歴史
第4章 ICカードこれひとつの誕生
アプリは一つに共通化できそうだ
自動判定できれば一つのアプリにまとめられる
アプリの名前
開発は順調
じゃあ改札も表示しよう
ICOCAコレクターになった
バスは車体番号が記録されるようだ
PiTaPaで奈良交通に乗る
更なる調査
ついにリリースされた
バージョン番号がオーバーフローした
第5章 最初はもう少し簡単だと思っていた
相性問題で読めないカードが現われた
絶対に読めないカードが現われた
お金を積んででも仕様変更して欲しい人はいなかった
入場と出場で属性が違う改札があった
番号はちっとも一意ではない
改札機の番号は重複している
バス停番号は重複している
車体番号も重複している
遂に駅番号まで
第6章 路線バスに乗ろう
バス停調査の旅
金色の湯に浸かろう
真っ赤なお湯に浸かろう
山の上で海水のお風呂に入ろう
京都の端でラジウム温泉に浸かる
目標は「樫原鴫谷」バス停……なんて読むんだ?
バス停の情報の変遷
バス停の情報の今後
第7章 コミュニティバスに乗ろう
目標はコミュニティバス
初体験は「うめぐるバス」
大東市コミュニティバス
門真市コミュニティバス
大阪狭山市循環バス
箕面オレンジゆずるバス
第8章 更なる旅へ
カード入手の旅
ナイスパス
LuLuCa
Tsukica
kinoca
第9章 開発中に訪れる大きな変化
新潟交通新バスシステム
宮交バスカの廃止
EX-IC
第10章 改良と仕様変更
設計ミスは数多い
日付・時刻の扱いの設計ミス
駅名などのマルチリンガル対応
日付の管理方法も変更
第11章 よりみち:学生証への対応
面白そうだったので
標準仕様があることが分かった
まだ未知な点が多い
学校番号
第12章 マルチファンクションへの対応
最初は機能一つにしか対応していなかった
どうやって機能を切り替えるのか
広告とボタンは画面下に固定化した
広告は覆うように表示、ボタンはメニュー式にした
Android Studioへの移行
第13章 物販店名への対応
禁断の地へと足を踏み入れた
重複する番号への対策
重複すると、見たこともない店が表示される
ついに警察沙汰になった
標準で機能OFFにした
標準で機能OFFも無駄なあがきだった
トラブルは有料化で解決した
これはいったい何の店だ
ピクトで分類できるのでは?
駅やバス停の近くのお店一覧とかが欲しくなった
座標情報を使って一覧化しよう
近くの店を探す機能の将来性
こんなもの登録できるか
第14章 人気が出た
予想以上に好評を博した
だが、ちょっと待って貰いたい
好評を博した後
人的リソース不足の後
膨大な報告量も大きな問題となった
第15章 次々押し寄せる難関
Android 7 [Nougat]では微妙に動かなかった
端末をもらった
Android 8 [Oreo]でも微妙に動かなかった
APIレベル26以上必須という難関
Android 9 [Pie]では遂に本当に動かなかった
強い要望なるものが来た「早急に対応しろ」
Android 9 [Pie]はレンタルした
受益者負担の原則、どうやら日本には存在しないらしい
ユーザーサポート
第16章 苦しめられるユーザーサポート
技巧を凝らし性能を上げるほど★1が増えた
ユーザーはマニュアルを読んでくれない
ダイアログは読まれず★1が付く
誤りを許容しないユーザーが増えた
評価★1に思うこと
GooglePlayでのサポート対応
冷やかし
ユーザーサポートはただではない
第17章 読み込みが遅いというクレーム
遅いのは間違いないが、解決もできない
レビューが「遅い」ばかりになった
なぜ遅いのか
高速モードとは何か
第18章 外部NFCカードリーダーへの対応
FeliCa未対応の機種でクレーム
相性問題は深刻な問題に
USBカードリーダーへの対応
パソリに対応した
古すぎるパソリは難しい
第19章 資金難
アプリ内課金が動かない
広告を出稿してくれる店が現われない
マスコットキャラ爆誕
自前で会員サービスを始めた
自発的に払ってくれる人は殆どいなかった
有料機能を増やしたら★1が増えた
決断
特にコストが掛かっている機能
制限を加え始めたら★1が増えた
更に制限を強めたら更に★1が増えた
改札タブ有料化が気に入らないので他のアプリに乗り換えたらしい人
究極の性能を提供しても月100円が高いという人
アプリ内課金が動いた
第20章 ネット乞食は客ではない
恩を徒で返してくる人達は何なのか
ネット乞食
どんな素晴らしい機能でも対価は絶対払わない
有料機能を広告で無料サービスしても満足しない
無料お試しサービスをすると全部無料にしろと言われる
開発中未完成機能の無料サービスはしない方が双方にとって良い
耐えかねたので乞食にはお引き取りをいただくことに決めた
300円は金払いが悪い人排除の相場価格
第21章 本当に有料化してみせた
ネット乞食の反応
無料だから使って(あげて)いた
残高と履歴が見られれば充分だから
アプリ協力者を愚弄する許されない発言
恩知らず
衣食足りて礼節を知る